ビタミンC誘導体とは?種類による特徴の違いと、ニキビへの効果

ニキビに効果のあるビタミンC誘導体の種類

(本ページはプロモーションが含まれています)

ビタミンCは美容皮膚科やエステサロンでニキビ跡のケアにも使われている成分です。ビタミンCを配合した化粧品を活用すれば、気になるニキビ跡をスキンケアで改善できるかもしれません。

化粧品に含まれるビタミンCにはいくつか種類があります。ここでは、ビタミンCの種類と、目的に合わせた化粧品の選び方について見てみましょう 。

ビタミンCと化粧品に含まれるビタミンC誘導体の違い

美白効果やコラーゲンの生成を助ける効果、炎症を鎮める効果などがあり、多くの化粧品に配合されているビタミンC。

ビタミンCには多くの種類があり、化粧品に配合されるものはビタミンC誘導体と呼ばれます。「誘導体」って何なんでしょうか?

ビタミンCは水溶性なので水に溶けます。しかし、水に溶けてしばらくすると性質が変化して、もともと持っている美容効果もなくなってしまいます。ビタミンCが不安定だと言われるのはこのためです。

では、ビタミンCはそのままの状態だと、どれくらいの期間で使えなくなってしまうのでしょうか。弱酸性、37℃に維持した水にビタミンCを溶かして放置する実験が行われました。

その結果、

  • 1カ月後…90%以下に減少
  • 3カ月後…60%以下に減少

となりました。

ビタミンCは不安定で分解しやすいとはいっても、ある程度の期間は維持されることが分かります。ただし、化粧品に配合するには、工場で生産された後、流通を経てユーザーの手に届くまでには数カ月かかることもあります。また、購入した化粧品をすぐに使い切らなければならないのでは不便です。

そこで、ビタミンCを長期間の保存に適した形に加工する技術が発展しました。このように加工されたビタミンCがビタミンC誘導体です。加工の仕方には何通りもあるので、その方法の数だけビタミンC誘導体の種類があるというわけです。

ニキビ跡に効く水溶性ビタミンC誘導体

ビタミンCは水溶性です。このもともとの性質を維持したまま分解しにくくする方法が、アスコルビル酸(ビタミンC)にをくっつけるというやり方。

バリエーションとして、アスコルビル酸にリン酸とナトリウムを結合させたビタミンC誘導体「リン酸アスコルビルNa」は、水溶性の性質をさらに高めており、水主体の化粧水に取り入れやすくなっています。

さらに、アスコルビル酸にリン酸とマグネシウムを結合させたビタミンC誘導体「リン酸アスコルビルMg」があります。マグネシウムは肌に浸透しやすいため、このタイプは角層の奥まで浸透し、長時間肌にとどまって持続的に効果を発揮するといわれています。

こうした水溶性ビタミンC誘導体は一般に即効性が高く、また安全性も確認されています。ただ、次に紹介する油溶性と比較すると肌への刺激はやや強めです。

PR│高濃度ビタミンCの化粧水「Cマックスローション」とは



Cマックスローションは、リン酸アスコルビルMgという高品質のビタミンC誘導体を6%の高濃度で配合した化粧水です。

エステサロンでも5~6%のビタミンC誘導体が使わており、それと同等の濃度を実現しています。イオン導入にも適した水溶性です。水溶性は即効性が高めだと言われています。

>> Cマックスローションはこちら

 

DOMAIN ERROR
Cマックスローションのクレーター・シミ・毛穴に対する効果は?
Cマックスローション(キャシーズチョイス)はニキビやニキビ跡によいと評判の化粧水。 ちょっと試してみる前に確認しておきたいのは、他の化粧品に比べ、どんな特長があるのかってことではないでしょうか。 そこで、Q&A形式でシー...

ニキビ跡に効く油溶性ビタミンC誘導体

化粧品の成分には水溶性のものもあれば油溶性のものもあります。例えば、化粧水は主に水でできているので水溶性の成分が適しています。油分を含む乳液、美容液、クリームなどは油溶性の成分を配合できます。

油溶性の成分の利点は肌に浸透しやすいこと。私たちの肌は天然の保湿成分である皮脂によって守られています。水系の成分はこの皮脂に邪魔されてなかなか浸透できません。

オリーブ油などがそうであるように、油系の成分は皮脂となじみがよく、邪魔されることなく肌奥に浸透していきます。オイルの一種であるパルミチン酸でビタミンCを取り囲んだものがVC-IP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)。もともとは水溶性であるビタミンCに油溶性の性質を与え、肌に浸透しやすくしています。

そして、この成分の優れいている点は肌への刺激が非常に小さいこと。43名の被験者を対象に成分を薄めずに行ったパッチテストでは、肌への刺激をうったえる人はいなかったそうです。

油溶性のビタミンC誘導体「VC-IP」は、肌を刺激することなく、ジワジワと浸透して長時間効果を発揮しつづけます。

PR│肌に優しく働きかける美容液「VCリッチセラム」とは



VCリッチセラムは、2種類の脂溶性ビタミンC誘導体を配合した持続タイプの美容液です。

脂溶性のビタミンC誘導体は水溶性よりも肌への刺激が小さく、48時間肌に働きかけ続けると言われています。毎日のスキンケアに取り入れれば、ビタミンC誘導体が常に肌に優しく働きかけてくれます。

肌のハリとくすみ対策で注目されているナイアシンアミド(ビタミンB)の配合しており、トリプルビタミンの働きで健やかな肌へと導きます。

>> VCリッチセラムはこちら

 

404 Not Found

水溶性と油溶性の性質を持つAPPS(アプレシエ)

APPS(アプレシエ)は新型ビタミンC誘導体とも呼ばれ、現在最も新しいタイプのビタミンC誘導体です。

肌に優しくジワジワと浸透するところは油溶性ビタミンC誘導体と似ています。それに加えて、APPS(アプレシエ)の大きな特徴は浸透力が高いこと。一説によればイオン導入無しでも真皮層にまで浸透するとも言われています。

ただし欠点もあり、不安定なので劣化しやすく保管が難しいこと、化粧品に高濃度で配合できないこと、値段が高いことなどがあります。

タイトルとURLをコピーしました