クレーターニキビ跡を自力で治す方法【化粧水&美容液&ピーリング】

クレーターニキビ跡を自力で治す方法

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キメ細かくつるつるした肌に憧れています。でも、それを妨げる大きな問題が…。

それはニキビ跡。色が残るだけならメイクで何とかできますが、凸凹したニキビ跡は隠し切れません。

何とか治す方法はないものかと、いろいろ調べてみました。結論としては、決して簡単ではないことが判明。あと、こうした凸凹したニキビ跡のことをクレーターというのだとか。本当、いやな言葉!

簡単ではないと言ったものの、クレーターと呼ばれるニキビ跡のメカニズムが分かれば対応策も考えられるというもの。

そこで、美容液や化粧水といった市販のアイテムを使って、ニキビ跡を改善する方法をまとめてみました。

クレーター状のニキビ跡を自力で治すには?

ニキビ跡を根本的に治すには根気よくケアを続けることが大切です。重度のものに関しては残念ながら医療機関を受診しなければ治すのは難しいかもしれません。でも、少しずつではあっても着実に改善していきたいですよね。それに、何もしないでいると悪化する心配もあるのですから、いずれにしても対策は十分に行うにこしたことはないでしょう。そこでまず最初に、クレーターニキビ跡への基本的な対処法を確認しておきましょう。

新たなニキビを作らないこと

できてしまったクレーターだけにとらわれず、今後できてしまうかもしれないクレーターのことも考えてみましょう。もし、ほっておいたらできたかも知れないクレーターの発生を阻止したら、それはクレーターを改善したのと同じことだと考えましょう。

新たなクレーターを作らずに、今あるクレーターを少しずつ目立たなくしていけば、一歩ずつ着実に改善に向かうことができるでしょう。

できてしまったニキビを悪化させない

ニキビができても必ずクレーター状のニキビ跡になるわけではありません。炎症を悪化させず、毛穴周辺の組織への影響をくいとめれば、やがてニキビは跡を残さずに消えることでしょう。

クレーター状のニキビはターンオーバーで改善

クレーター状のニキビ跡を消すことができる唯一のものが、肌自身が生まれ変わる能力。つまり、ターンオーバーです。ダメージを受けた古い組織に若々しい組織が入れ替わることで少しずつ元通りになっていきます。そのペースは非常に緩やかだったり、またはほとんど停滞していたりします。

私たちができる有効な対策は、肌がもともともっている生まれ変わる力を最大限手助けすることなのです。

ニキビ跡の治し方1.美容液でビタミンC誘導体を取り入れる

ニキビができるのを防ぐ、また、できてしまったニキビ跡をきれいにする、そのために最も効果的なのがビタミンCです。ビタミンCは決して特別な成分ではなく、どちらかといえばありきたりなものですが、これよりも有効な成分はありません。

ビタミンCをそのまま使用しても肌に浸透しにくかったり、空気にふれるとすぐにこわれてしまったりと、十分な効果が得られません。そこで、肌に浸透しやすい、安定した形状に加工したものが「ビタミンC誘導体」です。聞いたことありますよね? 美白ケアやエイジングケア用の化粧品に入っているあれです。

ビタミンC誘導体が美白化粧品に使われている理由は、シミやそばかすの原因になるメラニン色素の合成を阻害する働きがあるから。

エイジングケア用の化粧品に使われている理由は、老化のもとになる活性酸素を除去したり、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンの生成を助ける働きがあるため。

この他にもニキビと関連深いところでは、皮脂の過剰な分泌を抑える、炎症を鎮める、といった働きもあります。

ビタミンC誘導体は主に化粧水や美容液として肌に与えることができます。これにより、

  1. 皮脂の分泌のバランスを調整してニキビをできにくくする
  2. できてしまったニキビの炎症を鎮め、悪化しにくくする
  3. メラニン色素の合成を阻害して、ニキビ跡がシミになるのを防ぐ
  4. コラーゲンの生成を促し、肌の凸凹を目立ちにくくする

といった効果が期待できます。

とくにクレーター状になったニキビ跡にとって重要なのは4番目の効果になります。

肌は表面から表皮、真皮、皮下組織の順に層になっています。この中で肌のハリや弾力を支えているのは、真皮にあるコラーゲンやエラスチンです。ニキビの炎症によって欠損し、クレーターの原因となっている問題の組織は表皮や真皮にあります。ビタミンC誘導体のサポートによって効率よくコラーゲンが合成されると、ちょうど肌が下から押し上げられるような形になり、へこんでしまった部分もある程度盛り上がるでしょう。(ただしほとんどの化粧品はコラーゲンの合成が行われる真皮層までは浸透しないと考えらており、このことはクレーターニキビ跡を自力で治すのは難しいと言われる理由になっています。)

ターンオーバーを活発にし、新たにコラーゲンを生み出すことで、少しずつクレーターが目立ちにくくなっていく、という仕組み。そして、そのために重要な役割を果たすのがビタミンC誘導体というわけです。

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VCリッチセラムは、素早く浸透するタイプと、じわじわ浸透するタイプの2種類のビタミンC誘導体を配合した美容液。これまでのスキンケアを大きく変えずに、美容液を付け足すだけでビタミンCによるニキビ、ニキビ跡ケアができます。

肌に優しいのが特長の脂溶性のビタミンC誘導体なので、これまでビタミンCで肌への刺激を感じた人でもこちらなら試せるかもしれませんね。肌の中で長時間効力を発揮しつづけ、その持続時間は48時間とも言われています。

ビタミンCの性質である美白効果や炎症を鎮める効果がじっくりと働き続け、気になるニキビ跡にアプローチしてくれます。さらに肌のハリやくすみ対策で注目されているナイアシンアミド(ビタミンB)も配合されており、トリプルビタミンの働きで健やかな肌へと導きます。
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ニキビ跡の治し方2.イオン導入で化粧水の浸透力アップ

ビタミンC誘導体は、ビタミンCが肌に浸透しやすいように加工されたものですが、さらに浸透力を高める方法があります。

それが「イオン導入」です。もともと皮膚科の治療に用いられていたもので、そのままでは肌に浸透しにくい成分を肌奥に届けるための技術。今ではエステサロンや、さらには自宅でも行うことができます。微弱電流によって有効成分をイオン化することで浸透力がアップ。一説によれば肌に塗った場合に比べて数十倍の効果を発揮するともいわれています。

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Cマックスローションは、美容皮膚科やエステサロンでも使われる高品質のビタミンC誘導体を6%の高濃度で配合した化粧水。べたつかないのでイオン導入にも適しており、即効性が高いとされる水溶性ビタミンC誘導体です。

イオン導入をすることで、通常は難しいとされる真皮層にもアプローチ。凸凹肌の原因となる、ダメージを受けたコラーゲンに働きかけ、再生のサポートが期待できます。

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ニキビ跡の治し方3.自宅でできるピーリングでターンオーバー促進

医療機関でニキビ治療のために行われる方法にケミカルピーリングというものがあります。聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

ケミカルピーリングにはニキビの原因になるアクネ菌の殺菌目的。有効成分を肌に浸透しやすくする目的。そして、ターンオーバーを促して、ニキビ跡が残らないようにニキビを治す目的があります。

医療用のケミカルピーリングほど作用は強くありませんが、自宅でできるピーリングもあります。ホームピーリングと呼ばれています。

ホームピーリングの仕組みにはいくつもあり、薬剤の働きで肌表面を溶かすもの、物理的に肌表面を引きはがすものなどです。肌を溶かすというと何だか怖い気がしますが、実は肌を必要以上に擦る必要がないので肌には優しいのです(それでも刺激はありますが)。

おすすめのホームピーリングはフルーツ酸の力で肌表面を溶かすタイプのもの。これなら肌にのせて軽くマッサージするだけで済み、肌を擦る必要がありません。また肌表面を溶かす働きにより、クレンジングや洗顔だけでは解消できない毛穴詰まりを改善できます。古い角質が溜まって肌が厚くなる角質肥厚(かくしつひこう)は、こうしたピーリングでなければ改善するのは難しいでしょう。

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薬用アシィドローションEXは自宅でピーリングができるふきとり化粧水です。フルーツ酸(AHA)の働きで肌に残った古い角質を取り除き、くすみがちな肌質を改善。

化粧水などの浸透力もアップし、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を正常にする働きが期待できます。しっかりスキンケアをしているのに効果が得られない場合は、肌に残った古い角質のせいで浸透力が落ちているせいかもしれません。

薬用アシィドローションEXは、ニキビ・ニキビ跡ケアの効果が実感できるように、肌の土台にアプローチします。良い化粧水や美容液とセットで活用したいアイテム。肌に合わなければ返金手続きができるので、安心してトライできます。
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ニキビ跡の治し方4.良質な睡眠で成長ホルモン分泌

睡眠不足で肌が荒れた経験を持つ人は多いのではないでしょうか。

ニキビ跡の改善のためにターンオーバーが重要であることに度々ふれてきましたが、特に睡眠はこのターンオーバーと密接に関わっています。

ターンオーバー(肌の生まれ変わり)はいわば体の修復工事です。日中は体を動かしたり頭を使ったりで、酸素や栄養素を含んだ血流の多くは行動するために使われます。これらを体の修復にまわせるようになるのが睡眠中なのです。

特に眠り始めてから3時間くらいで成長ホルモンの分泌がピークを迎えるそうです。さっと眠りにつき、眠り始めから深い眠りにつくことがターンオーバーを最大化するポイント。

体は体温が下がるタイミングで強烈な眠気を感じるようにできています。お布団に入る2時間くらい前までに入浴して一度体温を上げておくと、その後、体温が下がっていく過程で眠くなり、さっと眠ることができます。室温や寝具を暖かくし過ぎるとかえって眠りを妨げます。よく眠れないという人は、お風呂のタイミング、着ているもの、室温、寝具といった体温調整に関するものに何か問題がある可能性もあります。快適に感じられ、眠りやすい環境づくりを工夫してみましょう。

ニキビ跡の治し方5.食事に気を配って肌体質の改善を

ニキビ跡の改善にビタミンCが有効であることにふれましたが、ビタミンCを食べ物や飲み物から摂取するのも有効です。自然な食事からとるのが理想ですが、難しいようならサプリメントの活用もあり。

ちょうど肌に塗るときにビタミンC誘導体に加工する必要があったのと同じように、サプリメントとして摂取する場合にも吸収されやすく加工されたものの方が有効です。吸収されやすくする方法にキレート加工があります。ビタミンCのサプリメントを選ぶときは、このような表示があるかどうかも確認しましょう。

便秘のときって肌が荒れがちですよね。便秘で腸内環境が悪化すると、有害なガスなどを腸が再吸収し、それが血流をめぐって肌に影響を与えるという説を聞いたことがあります。野菜や海藻に含まれる食物繊維や、ヨーグルトなどの乳酸菌で腸内環境を整えることも肌トラブルを未然に防ぐことにつながります。

ダイエット中などで、カロリーの高い肉や油を控えている人は要注意。肉には肌の材料となるタンパク質が豊富に含まれていますし、油が不足しすぎると肌や髪がパサパサになります。100グラムくらいの肉や魚はとるように心がけましょう。野菜と一緒に調理すれば、食物繊維やビタミンもとることができ、かさも増して満腹感も得られるので一石二鳥です。

クレーターニキビ跡を治すのが難しい理由

クレーター状のニキビ跡は、ニキビそのものではなく、ニキビがもたらした負の遺産といえます。

もちろん理想的なのはニキビができないことですが、ニキビができても治った後に何の跡も残さなければ問題ありません。

許せないのはニキビができて、それが治ったと思ったのに元通りにならないこと! 本当にどうしてくれるの?という感じ。で、何でニキビ自体が治っているのに跡が残ってしまうのかというと、どうやら治り方に問題があったようです。

ニキビが治ってきても赤みが引かないことってありますよね。あれはそんなに気にする必要はなく、炎症は残っているけれど肌が修復に向けて頑張っている最中だとか。

それから茶色っぽい色が残るパターン。これは、ニキビができているとき、または治りかけのときに紫外線を浴びるなどして色素沈着が起きている状態。ほとんどシミと同じだから美白化粧品を使わないと色は消えない。

そして、問題なのがクレーター。これはニキビができたときに毛穴だけではなく、毛穴の周辺を含む広い範囲で炎症が起きたときにできてしまうもの。炎症によって皮膚の一部の組織がなくなってしまっている。特に、肌の弾力を支えるコラーゲンのダメージが深刻…。だから凸凹と皮膚がへこんでクレーターのように見えるというわけ。

怖いのは、ニキビの炎症によって組織の一部を失った皮膚は、最初は目立たなくても年齢とともに目立ちやすくなってくるところ。年齢とともに肌のハリや弾力を支えるコラーゲンが減ってくるので、組織を失った部分が一層下がってくるのだとか(本当にやめてほしい!)。

根本的なケアにじっくり取り組みながら、メイクを工夫して他人からの見え方を変えれば、気持ちがずっと楽になるでしょう。

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